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教室紹介

 

 ご挨拶

久留米大学病理学講座
   主任教授 三好 寛明

久留米大学医学部病理学講座のホームページにお越しいただき誠にありがとうございます。病理学講座(2)の主任教授の三好寛明と申します。
病理学は医療の基盤を支える重要な分野であり、疾病の診断から治療さらに予防に至るまで、幅広く貢献しています。当講座では「研究」「診療」「教育」という3本の柱を中心に据え、日々学問と臨床の発展に努めています。私たちの目標は地域医療や学術界において信頼される存在として、多角的なアプローチで課題に取り組み、未来の医療に貢献することです。
病理学の使命は、細胞や組織の観察を通じて疾患の本質に迫り精密かつ正確な診断を提供することです。さらに近年では、分子遺伝学的手法やAIを活用したデジタル病理の発展により、新たな診断技術の可能性も広がっています。当講座はこのような最先端技術を積極的に取り入れながら、伝統と革新のバランスを大切にし、社会のニーズに応える病理学を追求しています。

 

 研究

研究活動は私たちの講座の基礎であり、医療の進歩に直結するものと考えています。当講座では、基礎から臨床応用まで幅広いテーマに取り組み、がん病理学、分子病理学、およびAIを活用した病理画像解析などの分野で最先端の研究を展開しています。特に国内外の研究機関と連携した共同研究にも積極的に参加し、新しい病態の解明と診断法の開発に寄与しています。
今後も創造的かつ挑戦的な研究を推進し、新しい診断基準の確立や病態の解明を目指します。また、社会に還元できる研究成果の発信を通じて患者さんの生活の質向上にも貢献してまいります。

 

 診療(病理診断)

病理診断は医療現場での意思決定を支える重要な役割を果たしています。当講座では血液がんや脳腫瘍を中心に多様な症例に対して高度な専門知識と経験を活かした精度の高い病理診断を目指しています。
また、遺伝子検査や分子病理学的手法を取り入れ、個々の患者さんに合わせた診断と治療方針の提案を行うことを心がけています。病理診断の質を向上させることで医療に貢献し、患者さんとそのご家族の安心に繋げていくことを目標としています。

 

 教育(人材育成)

人材育成は当講座のもう一つの重要な使命です。次世代の医師や研究者を育てるため、基礎病理学から臨床応用に至るまで学生に対して幅広い知識と実践的なスキルを提供しています。また、倫理観を持った医療人として成長できるような指導とサポートにも力を入れています。
病理専門医の育成プログラムでは単なる知識の伝授にとどまらず、最新技術やAIの活用法を含む先進的な教育を行っています。多様性を重んじる教育環境の中で学生や若手医師が互いに学び合い、成長できる場を提供することを目指しています。

 

これからも医学の発展と医療水準の向上に貢献できるよう、講座一同研鑽を積んでまいります。皆様のご支援とご指導をどうぞよろしくお願い申し上げます。

 






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